RULE SPOT
バレーボール6人制バレー観る人

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VOLLEYBALL 6人制

ラリーの見方から、最初の一歩。

得点、ローテーション、リベロ。観戦中の「なぜ?」を図と具体例で解きほぐします。

本文の基準:JVA 2026年度・FIVB 2025–2028 確認日:2026-09-14

6人制インドアの基本ガイドです。国内の基本規則と国際大会の試行は、適用表で読み分けてください。

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1点の積み重ねが、セットを決める

サーブから始まり、ボールが落ちるか反則などで止まるまでが「ラリー」です。ラリーに勝った側に1点が入ります。自分たちがサーブを打っていないときも得点できます。

基本の5セットマッチ勝つための条件
第1〜第4セット25点以上、相手より2点以上多く取る。
第5セット15点以上、相手より2点以上多く取る。
試合全体先に3セットを取る。セットごとの得点の合計では決めない。

3セットマッチなどを採用する大会もあります。何セット先取か、最終セットの点数は、その大会の要項を確認します。

根拠:JVA 2026年度6人制競技規則FIVB 2025–2028 規則 6.1〜6.3

コートの線を知ると、プレーが見える

コート全体は18m×9m。ネットで分けた片側は9m×9mです。中央から3mのところにあるアタックラインが、前の区域と後ろの区域の目安になります。

バレーボールのコート。全体18m×9m、片側9m×9m。中央のネットから両側3mにアタックライン。18 m9 mバックゾーンバックゾーン前の区域前の区域3 m3 mネット・センターライン片側 9 m × 9 m片側 9 m × 9 m
オレンジ色がフロントゾーン(前の区域)。色の境目がアタックラインです。前の区域は、コートの外側にもフリーゾーンの端まで延長します。図は線幅・周囲の余白を簡略化しています。
  • ボールの一部でも境界線に触れて落ちればイン。線の完全な外側に落ちればアウトです。
  • ネットの左右に立つアンテナは、ボールが通過できる範囲の目印。アンテナへの接触はアウトです。
  • 一般のネット高は男子2.43m・女子2.24m。年齢区分や大会の規定では異なる場合があります。

根拠:JVA 2026年度6人制競技規則FIVB 2025–2028 規則 1.1、1.3、1.4、2.1、2.4、8.3、8.4

次のラリーは、ここを見てみよう

ボールだけを追うところから、ボールを持たない選手の動きへ。役割が見えると、長いラリーがもっと面白くなります。

  • サーブの前:誰が前衛で、誰が次にサーブを打つか。
  • レシーブのあと:セッターがどこからトスに入り、何人が攻撃の準備をするか。
  • ネット際:ブロックが何枚そろい、後ろの守備がどこをカバーしているか。
  • ラリーのあと:得点、サーブ権、交代、タイムアウトをスコア表示で確認。

「チャレンジ」は映像で判定を確認する仕組みですが、導入の有無、対象、回数は大会ごとに異なります。すべての笛を無制限に確認できる仕組みではありません。

根拠:JVA 2026年度6人制競技規則FIVB 2025–2028 規則 6、7、15/映像確認は大会規程

「受ける・上げる・打つ」でつなぐ

相手から来たボールを、チームで3回以内に返します。よく見られるのが、レシーブで受け、トスで上げ、スパイクで打つ流れです。1回や2回で返しても構いません。

見るところ分かること
1本目のレシーブセッターが動かずに触れる位置へ返せると、攻撃の選択肢が増えます。
2本目のトスどの選手へ、どんな高さ・速さで上げるかに注目。2本目で返す攻撃もあります。
3本目の攻撃強打だけでなく、空いた場所への短いボールやブロックを利用する攻撃もあります。

ブロックの接触は、この3回に数えません。ブロックに当たったあと、同じチームは改めて3回使えます。身体のどの部分に当ててもよいですが、つかんだり投げたりすることはできません。

根拠:JVA 2026年度6人制競技規則FIVB 2025–2028 規則 9.1〜9.3、14.4

回るのは、相手からサーブ権を得たとき

サーブを受けていたチームがラリーに勝つと、1点と次のサーブ権を得ます。そのチームだけが時計回りに1つ移動します。サーブ中のチームが続けて得点したときは回りません。

ネットを上に見た自陣。前衛は左から4・3・2、後衛は5・6・1。サーブ権を得ると2から1、1から6へ時計回り。ネット(相手は上側)D位置 4C位置 3B位置 2E位置 5F位置 6A位置 1・サーブ

A〜Fは選手、1〜6は位置番号です。

ボタンを押すたびに、相手からサーブ権を得たときの移動を確認できます。

最初の配置:次のサーバーは選手A

移動の順序は 2 → 1 → 6 → 5 → 4 → 3 → 2。位置1の選手は実際のサーブをサービスゾーンから打ちます。サーブ側が続けて得点したときは、この回転を行いません。図は位置関係の模式図で、実際の守備配置ではありません。

前衛・後衛は、そのラリーでどこに立っていたかだけで決まりません。ローテーション上の区分が、攻撃やブロックの制限に関わります。

セッターやリベロなどは役割の名前、1〜6はローテーション上の位置番号です。同じ意味ではありません。

根拠:JVA 2026年度6人制競技規則FIVB 2025–2028 規則 7.3〜7.7、12.2

違う色のユニフォームは、リベロ

リベロは守備を専門にする選手です。後衛の選手と入れ替わって、レシーブや守備を担います。同じチームで同時にコートに入れるリベロは1人です。

  • 通常の選手交代とは別の「リベロの置き換え」で入退場します。
  • 基本規則では、サーブ・ブロック・ブロックの試みはできません。
  • ボール全体がネット上端より高い位置にあるとき、相手へ返す攻撃を完了できません。
  • リベロが前の区域から指を使ったオーバーハンドパスを上げると、そのボールへの味方の攻撃にも高さの制限が生じます。詳しい条件は「きそう」で扱います。

根拠:JVA 2026年度6人制競技規則FIVB 2025–2028 規則 19.1〜19.3

笛が鳴った理由を、見分ける

ボールが落ちた場所だけでなく、触り方やネット際の動作でもラリーは止まります。次の例は基本規則での見方です。

よく聞く言葉何を見ている?
ワンタッチアウトになる前に守備側の選手が触ったか。ブロックに当てて外へ出す攻撃にも注目。
フォアヒットブロックを除き、チームで4回触っていないか。
キャッチボールをつかむ・運ぶ・投げるような接触になっていないか。
ダブルコンタクト同じ選手が続けて触っていないか。最初の接触やブロックには例外があり、大会限定の取扱いにも注意。
ネットタッチボールをプレーする動作中に、両アンテナ間のネットへ触っていないか。
バックアタックの反則後衛の選手が前の区域から、全体がネットより高いボールへの攻撃を完了していないか。

根拠:JVA 2026年度6人制競技規則FIVB 2025–2028 規則 8.4、9.3、10.2、11.3、13.3

基本規則と、大会限定の取扱いを分ける

このガイドは6人制インドアの基本を扱います。9人制やビーチの解説ではありません。国内の年齢区分・大会規程と、国際大会の試行ルールは、適用する大会を確認して読み分けます。

項目この本文で扱う基本別に確認する取扱い
レシーブ側の位置基本はサービスヒット時の前後・左右関係を確認。JVA 2026規則7.4の国際大会注記はトス時の移動を記載。FIVBの2026試行では許可の笛で正しい順序、サーバーの動作開始から移動可能。対象大会の最新指示を優先して照合。
2本目のダブルコンタクト本文の接触規定と例外を確認。FIVBの2026年発表は、同じ側に残るセッティング動作の2本目の連続接触を認める取扱いを説明。国内全大会への一律適用とはしない。
選手交代1セット6回が基本。FIVB 2026試行では8回。出場大会が対象か確認。
天井への接触基本規則ではアウト。FIVB 2026試行には、1・2本目が会場上部の構造物に当たっても同じ側で続けられる場合の取扱いがある。
試合方式・ネット高5セットマッチ、一般男子2.43m・女子2.24mを基準に説明。学校・年齢区分・大会要項で、セット数、点数、ネット高などを確認。

FIVBの2026-02-27発表の対象は、2026 VNL、U17世界選手権、大陸選手権。アジア競技大会を含むすべての大会に適用されると、この発表だけで判断しないでください。発表原文を確認する

出典と、次に確認する公式資料

規則の事実を独自の文章・模式図・架空の事例で整理しています。番号は本文の根拠を探すための手がかりです。細部や大会での裁定は、規則原文・大会要項・最新の通知を照合してください。

内容確認:2026年9月14日。国際大会の試行と国内の基本規則を区別して掲載しています。

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