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SOCCER 11人制

次のパスの意味が、見えてくる。

得点、再開、オフサイド。試合の流れを止めずに楽しむための、最初のルールガイドです。

本文の基準:IFAB 2026/27 確認日:2026-09-15

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ゴールは1点。ボール全体が入ったかを見る

GKを含む11人対11人が基本です。相手ゴールのポストの間・クロスバーの下をボール全体が越え、攻撃側に反則がなければ1得点になります。

ボール全体がラインを越えた場合だけアウト内側外側線に重なる → まだイン内側外側全体が越えた → アウト
真上から見た模式図。地面でも空中でも「全体が越えたか」で判断します。得点はさらに、ポストの間・クロスバーの下を通り、攻撃側に反則がないことが必要です。

根拠:IFAB 第3条:競技者IFAB 第9条:ボールのイン・アウトIFAB 第10条:試合結果

ボールのない場所にも、次の展開がある

ここは観戦を楽しむための編集部からの提案です。全員を同時に追う必要はありません。気になる選手を1人選んで見てみましょう。

  • パスの前に首を振り、周囲を確認しているか。
  • ボールを持たない味方が、受ける場所をどうつくるか。
  • 守備側の列が上がったとき、攻撃側が走り始めるタイミング。
  • 奪われた直後に、誰がボールへ向かい、誰が後ろを守るか。

副審の旗がすぐ上がらない場面でも、反則がないと早合点しないこと。主審の最終判断と再開を確認すると、試合の流れを追いやすくなります。

根拠:IFAB 第5条:主審IFAB 第6条:その他の審判員

外に出たら、誰がどう再開する?

ボールが出た線と、最後に触ったチームの2つを見ます。シュートを打った選手だけでなく、直前の守備者への接触も手がかりです。

起きたこと基本の再開
タッチラインを越えた最後に触った選手の相手チームがスローイン。
攻撃側が最後に触り、ゴールラインを越えた(得点なし)守備側のゴールキック。
守備側が最後に触り、ゴールラインを越えた(得点なし)攻撃側のコーナーキック。
得点が認められた失点したチームが中央からキックオフ。

根拠:IFAB 第8条:開始と再開IFAB 第15条:スローインIFAB 第16条:ゴールキックIFAB 第17条:コーナーキック

オフサイドは、位置だけでは決まらない

味方のパスを受ける場面は、「味方がボールに触れた瞬間の位置」と「その後プレーに関与したか」を分けます。ボールを受け取った瞬間の位置だけで決めません。

味方のパス時点の位置を比べます。スローインの場面は、直接受ける場合の例外を示します。

味方がパスに触れた瞬間、受け手は相手陣内で、ボールと後方から2人目の相手より前。その後パスを受けるのでオフサイドの反則です。攻める方向 →AD2D1ボールハーフウェーライン
A=攻撃側の受け手、D1・D2=ゴールラインに近い順の相手。D1が必ずGKとは限りません。選手の記号の中心を、判定対象の体の部分の位置として示す簡略図です。オレンジの帯は、ボール・D2より前にある相手陣内です。
オフサイドの反則

味方がパスに触れた瞬間、受け手は相手陣内で、ボールと後方から2人目の相手より前。その後パスを受けるのでオフサイドの反則です。

手・腕を除く体の位置と、実際のプレーへの関与を確認するための教材です。試合の映像判定を再現するものではありません。

手・腕を除く体の部分で比べます。同じ位置ならオフサイドポジションではありません。ゴールキック・スローイン・コーナーキックから直接受ける場合も、オフサイドの反則になりません。

根拠:IFAB 第11条:オフサイド

笛のあとは、再開とカードを分けて見る

反則への再開方法と、選手への警告・退場は別の判断です。ファウルがあっても、必ずカードが出るわけではありません。

合図・処置意味
直接フリーキック相手ゴールへ直接入れて得点できる再開。
間接フリーキック得点には別の選手への接触が必要。主審は腕を上げて示します。
PK守備側が自分のペナルティーエリア内で、直接FKとなる反則を起こした場合など。
イエローカード警告。同じ試合で同じ選手が2枚目を受けると退場。
レッドカード退場。プレー中の選手が退場したら、その選手の代わりを補充できません。

根拠:IFAB 第13条:フリーキックIFAB 第14条:ペナルティーキックIFAB 第12条:ファウルと不正行為IFAB 第3条:競技者

前後半45分と、追加される時間

一般の基本は45分ずつの前後半、ハーフタイムは15分以内。笛のたびに時計を止める方式ではなく、失われた時間を各ハーフの終わりに加えます。

表示・場面観戦の手がかり
追加時間「+5」最低5分という表示です。その間の中断などで、さらに延びる場合があります。
90分で同点引き分けか、延長・PK戦などで決着をつけるかは大会の規定によります。
延長とPK戦延長は追加のプレー時間、PK戦は勝者を決める手続き。PK戦の成功本数を試合の得点に足すものではありません。

育成年代の試合時間を90分と決めつけず、その大会の要項を確認してください。

根拠:IFAB 第7条:試合時間IFAB 第10条:試合結果

年代・大会と、改正の適用を確認

本文はIFAB 2026/27を基準にしています。世界共通の施行日は2026年7月1日ですが、国内のすべての大会がその日に切り替わるわけではありません。

対象適用・確認すること
J1・J2・J32026-27シーズン開幕から。
WEリーグ/WEリーグカップリーグは2026年8月22日の開幕、カップは9月12日のリーグステージ第1節から。
天皇杯 第106回大会2026年8月19日の1回戦から。
各種全国大会(決勝大会)原則2026年7月24日。2025/26か2026/27かは各競技会で確認し、競技会規定へ明記。
地域・都道府県FAの大会主催者が決定。遅くとも2027年4月1日までに適用。
少年8人制・育成年代人数、時間、用具、交代などをJFAの年代別資料と大会要項で確認。本文の11人・45分ハーフを一律に当てはめない。
フットサル・ビーチサッカーそれぞれ専用の競技規則を確認。この11人制ガイドの対象外。

2026/27の交代時10秒・負傷後の待機・再開遅延への5秒などは、適用前の大会と区別してください。新方式のオフサイドの試行や、「キャプテンのみ」の運用も、すべての大会へ一律に適用されるものではありません。

適用日の根拠:JFAの大会別適用開始日。改正はJFA通知、年代別資料はJFA競技規則ページから確認できます。

出典と、次に確認する公式資料

公式規則をもとに、独自の文章・図・架空の場面に整理しました。図は条件を学ぶ教材です。実際の判定では、図に省略した接触や関与、例外も確認します。

確認日:2026年9月15日。IFABの「latest」ページは更新されるため、後日参照する場合は年度も確認してください。国内適用はJFA通知と各大会要項を照合します。

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