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SOCCER 11人制

判定と再開を、確かにつなぐ。

主審・副審の分担、試合前の準備、時間、再開と記録。支える仕事を実務の順序で整理します。

本文の基準:IFAB 2026/27 確認日:2026-09-15

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主審・副審・第4審判の役割を合わせる

主審が最終判断を行い、他の審判員は担当する事実を伝えて支えます。大会によって配置人数・機器は異なります。

担当主な仕事
主審競技規則の適用、時間管理、懲戒、停止・再開、安全に関する判断と報告。
副審ボールのアウトと再開方向、オフサイドの関与、主審から見えにくい反則などを援助。
第4審判交代手続き、用具等の確認、追加時間表示、テクニカルエリアの管理の援助。
VARを採用する大会対象となる事象を映像で援助。すべての大会にある仕組みではなく、最終判断は主審。

根拠:IFAB 第5条:主審IFAB 第6条:その他の審判員

開始前に、規則版・安全・通信を確認

同じ競技名でも、大会要項によって時間や交代の運用が異なります。次の順序は、準備のための編集部のチェック例です。

  • 適用する競技規則の年度、試合時間、延長・PK戦、交代人数・機会・再交代の可否を確認。
  • ゴールの安全な固定、ネット、ライン、旗、フィールドの危険箇所を点検。
  • 競技者名簿・番号・GKの識別、すね当て等の基本用具を確認。危険な物は認めない。
  • 副審との分担、見逃した事象の伝え方、交代・負傷・カウントダウンの計時担当を共有。
  • 負傷・天候悪化・機器故障時の連絡先と、再開前の確認手順を共有。

根拠:IFAB 第1条:フィールドIFAB 第3条:競技者IFAB 第4条:用具IFAB 第5条:主審IFAB 第6条:その他の審判員

ドロップボールも、渡す相手と場所を確認

けがなどで停止し、別の再開方法が規定されていない場合はドロップボールを使います。「最後に触ったチーム」とだけ覚えず、停止時の状況を確かめます。

停止時のボール基本の扱い
ペナルティーエリア内守備側GKに、そのエリア内でドロップ。
ペナルティーエリア外保持していた、または保持を続ける・得るはずだったチームが明確なら、そのチームの1人。不明なら最後に触れたチームの1人。
場所・他の選手原則停止時のボール位置。他の選手は4m以上離れ、地面に触れたらインプレー。審判員等への接触・干渉では、その発生位置を使う扱いがあります。

スローインは入った瞬間、キックによる再開は蹴られて明らかに動いた瞬間など、インプレーになる条件は再開方法ごとに異なります。

根拠:IFAB 第8条:開始と再開IFAB 第15条:スローインIFAB 第13条:フリーキック

事実・反則・再開・懲戒を分ける

「激しかった」「危なそうだった」という印象だけで処置を決めず、観察した事実から整理します。

確認の順序確認する内容
1.ボールと場所インプレーか、どこで誰に対して起きたか。
2.行為接触、手・腕、危険なプレー、オフサイドの関与など、何が起きたか。
3.続行か停止かアドバンテージを含め、止める必要があるか。
4.再開と懲戒直接/間接FK・PK等の再開と、警告/退場の必要性を別々に確認。

根拠:IFAB 第8条:開始と再開IFAB 第5条:主審IFAB 第12条:ファウルと不正行為

位置を記憶し、関与を確認する

副審は後方から2人目の相手またはボールとの位置関係を追い、味方のタッチと受け手の関与を結びつけます。次の図は位置と関与を分ける教材です。

味方のパス時点の位置を比べます。スローインの場面は、直接受ける場合の例外を示します。

味方がパスに触れた瞬間、受け手は相手陣内で、ボールと後方から2人目の相手より前。その後パスを受けるのでオフサイドの反則です。攻める方向 →AD2D1ボールハーフウェーライン
A=攻撃側の受け手、D1・D2=ゴールラインに近い順の相手。D1が必ずGKとは限りません。選手の記号の中心を、判定対象の体の部分の位置として示す簡略図です。オレンジの帯は、ボール・D2より前にある相手陣内です。
オフサイドの反則

味方がパスに触れた瞬間、受け手は相手陣内で、ボールと後方から2人目の相手より前。その後パスを受けるのでオフサイドの反則です。

手・腕を除く体の位置と、実際のプレーへの関与を確認するための教材です。試合の映像判定を再現するものではありません。

間接FKの場所は、オフサイドポジションにいた場所ではなく、反則となる関与が起きた場所です。自陣内になる場合もあります。VAR大会の旗を遅らせる手順を、すべての試合へ一律に持ち込まないでください。

根拠:IFAB 第11条:オフサイドIFAB 第6条:その他の審判員

8秒・5秒・10秒・1分を混同しない

2026/27の計時は、何をきっかけに始めるかが大切です。GKの保持と、再開の遅延へのカウントダウンは別の制度です。

対象起点と処置
GKの手・腕による8秒超の保持主審が保持開始を判断し、最後の5秒を表示。超過なら相手のコーナー。
スローイン・ゴールキックの遅延不当な遅延に対する笛と合図から5秒。超過で相手のスローイン/コーナー。
交代時の退出10秒ボードまたは主審の交代合図が起点。違反時の交代要員は、再開後の実際のプレー時間1分が過ぎたあとの最初の停止で入る。
負傷した選手の外での待機1分対象となる選手は、再開後の実際のプレー時間1分を経て主審の許可で復帰。交代違反のように必ず次の停止まで待つわけではない。

負傷の待機には、GK、GKと他選手の衝突、同じチーム同士の衝突、重い負傷、相手の身体的反則で警告・退場が出た場合、負傷したPKキッカー等の例外があります。対象と例外を公式プロトコルで確認してください。

5秒の終了時にすでに投げる・蹴る動作に入っている場合などにも規定があります。時間超過を機械的に警告へ結びつけず、その後の過度な遅延などを別に判断します。

根拠:IFAB 第12条:ファウルと不正行為IFAB:交代の時間制限プロトコルIFAB:フィールド外での治療・評価プロトコルIFAB:スローイン・ゴールキックのカウントダウン

追加時間と報告を、根拠のある記録で支える

交代、負傷対応、遅延、VAR、得点後のセレブレーション等で失われた時間を把握し、各ハーフの追加時間へ反映します。表示するのは最低の追加時間です。

  • 警告・退場はチーム、番号、時刻、行為を記録し、副審・第4審判と照合する。
  • 交代は出る番号・入る番号、使用人数・機会数を確認。人数と機会数を混同しない。
  • 試合後は得点、懲戒、交代、重大な事象を照合し、主催者の様式で報告。
  • 報告には実際に見聞きした行為を記し、推測は事実と分ける。

根拠:IFAB 第7条:試合時間IFAB 第3条:競技者IFAB 第5条:主審IFAB:2026/27改正

年代・大会と、改正の適用を確認

本文はIFAB 2026/27を基準にしています。世界共通の施行日は2026年7月1日ですが、国内のすべての大会がその日に切り替わるわけではありません。

対象適用・確認すること
J1・J2・J32026-27シーズン開幕から。
WEリーグ/WEリーグカップリーグは2026年8月22日の開幕、カップは9月12日のリーグステージ第1節から。
天皇杯 第106回大会2026年8月19日の1回戦から。
各種全国大会(決勝大会)原則2026年7月24日。2025/26か2026/27かは各競技会で確認し、競技会規定へ明記。
地域・都道府県FAの大会主催者が決定。遅くとも2027年4月1日までに適用。
少年8人制・育成年代人数、時間、用具、交代などをJFAの年代別資料と大会要項で確認。本文の11人・45分ハーフを一律に当てはめない。
フットサル・ビーチサッカーそれぞれ専用の競技規則を確認。この11人制ガイドの対象外。

2026/27の交代時10秒・負傷後の待機・再開遅延への5秒などは、適用前の大会と区別してください。新方式のオフサイドの試行や、「キャプテンのみ」の運用も、すべての大会へ一律に適用されるものではありません。

適用日の根拠:JFAの大会別適用開始日。改正はJFA通知、年代別資料はJFA競技規則ページから確認できます。

出典と、次に確認する公式資料

公式規則をもとに、独自の文章・図・架空の場面に整理しました。図は条件を学ぶ教材です。実際の判定では、図に省略した接触や関与、例外も確認します。

確認日:2026年9月15日。IFABの「latest」ページは更新されるため、後日参照する場合は年度も確認してください。国内適用はJFA通知と各大会要項を照合します。

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