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受け渡しの判定はバトンの位置。選手の足の位置だけでは決まりません。
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4人で1600mをつなぐ
4×400mリレーは、4人の走者がバトンを受け渡しながら走ります。標準的な方式では第1走者の全区間と、第2走者の最初のカーブまで指定レーンを走り、その後に合流します。
バトンを渡せるテイクオーバーゾーンは20mです。選手の立つ位置だけでなく、実際にバトンを受け渡している位置が判定のポイントになります。
根拠:TR24.3・24.17
受け渡しは20mの中で完了する
4×400mは基準線の前後10mずつ、合計20mです。別のリレーのゾーン長を当てはめないでください。
受け手が初めてバトンに触れた時から、受け手だけが持つ状態になるまでが受渡しです。その全体がゾーン内で行われる必要があります。判定ではバトン全体の位置を見ます。
走者の足がゾーン内にあるから必ず有効、足が外にあるから必ず無効、とは判断できません。身体の位置とバトンの位置を分けて見ます。
根拠:TR24.3・24.7
合流位置と受け手の整列を確認する
通常の方式では、第2走者が最初のカーブの終わりのブレイクラインを通過してから合流します。第1走者の最初のカーブだけレーンを使う別方式もあり、4チーム以内ではTR24.17.2のこの方式を用います。採用方式は大会の案内でも確認します。
第3・第4走者は、前走者が第2曲走路の入口を通過した順に内側から並びます。その後、受け取るまで順序を変えません。途中で順位が変わっても、受け手が勝手に並び替えないでください。
第1走者で合流する方式では、第2走者もこの整列の対象です。接近に合わせて内側へ寄るときも、指定順序を保ち、他チームを妨害しないようにします。
バトンを落としても、直ちに失格ではない
バトンを落としたことだけで自動的に失格になるわけではありません。落とした走者が拾い、距離を短縮したり他の走者を妨害したりせず競技を続ける条件があります。
交換が完了する前なら前走者、受け手だけが保持した後なら受け手が回収する扱いです。誰が拾ってもよいわけではありません。他チームのバトンを拾い上げたり使用したりすることもできません。
最終走者はバトンを持ってフィニッシュします。バトンだけを投げて先着させる競技ではなく、着順は走者の胴体の到達で決まります。
渡した後も、ほかのチームを妨害しない
バトンを渡した直後に急に横切ったり、後から来る走者の進路へ出たりしないようにします。走路が空くまで位置を保ち、ほかのチームを妨害しないことが必要です。
接触やレーン違反は、その動作・原因・利益・相手への影響を確認します。黄旗が出た時点で失格が確定したわけではなく、監察報告をもとに裁定します。
公式資料・ルールブック
詳しい条文や、書籍の購入先はこちらから確認できます。
出典と適用範囲
日本陸連2026年競技規則・5月17日正誤表と、駅伝競走規準を確認し、独自の表現で整理しています。各節のリンクから公式資料へ進めます。
審判ハンドブック2025–2026は実務の参考とし、現行規則と異なる部分は現行規則・訂正情報を優先します。大会独自の区分、招集時刻、関門、中継方法、機器の操作手順は、その大会の要項・競技注意事項を確認してください。
