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陸上競技円盤投競う人

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試技・練習・用具・時間の条件を、競技前に確認します。

屋外競技 / 日本陸連2026年規則 / 2026-09-10確認

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出場前に確認する6項目

受付を済ませても、そのまま私物用具を投げられるとは限りません。大会の案内と自分の出場区分を一組で確認します。

項目確認すること
大会条件招集時刻、練習の時間・順番・回数、試技数、進出人数、重複種目の時刻を競技注意事項で確認します。
用具の持込み検査の受付時間と返却方法を確認します。私物の用具も承認・検査が必要です。持込みを認める用具は、全競技者が使えることが条件です。原則2個までですが、技術総務の決定や大会の案内を確認します。
重さと規格一般・U20・U18等、出場区分に合った用具を使います。重さだけでなく寸法・形状・状態も検査対象です。
靴と服装大会で適用される競技用靴・ユニフォームの規定を確認します。やり投ではスパイクの仕様と助走路の状態も照合します。
手の保護手指のテープは、複数の指を一体に固定しないことが条件です。競技前に主任へ見せ、必要な確認を受けます。
手袋この種目では手袋を使用できません。ハンマー投の例外を持ち込まないでください。

根拠:TR32.1–32.5 / TR5・TR6

用具の重さと、付けてよいもの

下表は日本陸連の区分別規格から、記録が公認される最小重量を整理したものです。高校の部とU18の部は同じではありません。表にない区分・混成・マスターズ等を推測で補わず、大会要項で確認してください。

用具の検査は重量だけでは終わりません。各種目の直径・長さ・形状などの寸法、破損や改造の有無を公式規格で確認します。競技会中に用具を変形させたり調整したりすることはできません。

握りをよくする適切な物質は、基本的に手に付けます。ハンマーでは手袋、砲丸では首にも認められます。砲丸・円盤の用具にはチョーク等を使えます。手・手袋・用具に付いた物質はいずれも、濡れた布で簡単に拭き取れ、残らないことが条件です。

やり本体にチョーク等を付けること、用具に唾液や汗を塗ることは禁止です。

サークルや靴に物質をまく、路面をざらつかせる、身体に重りなどの助けとなる器具を付ける行為はできません。靴の外側へのテープには別の条件があり、試技前に審判長へ示す必要があります。手指のテープを主任へ示す手続きと混同しないでください。

出場区分最小重量
男子 一般2.000kg
男子 高校・U201.750kg
男子 U181.500kg
女子 一般・高校・U20・U181.000kg

根拠:TR32.1・32.3–32.5

フリー練習・公式練習と試技時間

『フリー練習』は決められた時間内で回数を固定せずに練習する運用、『公式練習』は審判の管理下で順番・回数を定める運用として使われます。ただし名称と内容は大会ごとに異なります。プログラムや競技注意事項で確認してください。

フリー練習も、投げる時機まで自由になるわけではありません。円盤・ハンマーの囲い、投げる合図、回収の手順は練習中も必要です。競技開始後は、用具の有無にかかわらず、サークル・助走路・着地場所を練習に使えません。

サークルや助走路の外で投てき用具を使う練習は、いかなる場合も禁止です。国内では、誤って手から離れると人に危害を与える物を使った練習もできません。安全な用具の準備と、練習の動作は区別します。

通常の投てき試技の制限時間は1分です。残る競技者が2人以上で、同一選手が連続して試技する場合は2分です。担当審判が準備完了を示した時点から扱い、残り15秒は黄旗等で知らせます。

時間内に試技動作を開始していれば、終了までに時間が尽きてもその理由だけで無効にはなりません。

規則違反をせずに動作を中断し、用具を置いて立て直すことはできます。ただし時計は最初からやり直しません。パスは時計が動き始める前に申し出ます。時計開始後に試技しないと決めた場合は無効扱いです。練習の回数と、本番の試技時間は別に管理します。

根拠:TR25.1–25.2・25.17 / TR32.15

重複出場は、自分から申し出る

他種目と重なる場合は、選手自身が重複を申し出て、当該ラウンド内での順番変更を求めます。審判が自動的に別の順番を案内してくれる前提にはしません。競技場所を離れるには審判員の許可と付き添いが必要です。無断で離れず、退出時と帰着時にも伝えます。

変更を認める権限は審判長にあります。試技を次のラウンドに持ち越すことはできません。通常の決勝の最終試技ラウンドでは順番変更は認められません。6回制なら6回目であり、4・5・6回目すべてを指すわけではありません。

予選ラウンドと混成競技には例外があります。

無効判定に疑問がある場合は、その場で直ちに申し出ます。距離や痕跡が失われる前に、規則上の抗議として扱ってもらうことが重要です。黙って用具を回収した後では、確認できる情報が減ります。

根拠:TR4.3・TR8.5 / TR25.19 / 2026年正誤表

投げる時間と、回収する時間を分ける

投てき物は速く、予想外の方向へ飛ぶことがあります。角度線の外側だから安全とは限りません。観戦は大会が指定した場所から行い、着地場所・助走路・囲いの周囲へ立ち入らないでください。

競技者も練習中から担当審判の管理に従います。回収中の人がいる、通路から人が入った、用具や設備に異常がある場合は投げません。回収する用具を投げ返すことは禁止されています。

  • 投げる前:着地場所と周囲が空き、担当者の開始合図が出ていることを確認。
  • 回収中:次の選手は投げない。用具を持って運び、指定場所へ返す。
  • 不明な合図:自己判断で投げず、担当者に確認する。

根拠:TR25.1–25.2 / TR32.18 / TR35・TR37

囲いへの接触を、ひとまとめに判定しない

円盤やハンマーの頭部が囲いに当たった場合は、当たった側と着地点を確認します。競技者から遠い側の囲いへの接触は無効です。反時計回りの選手では着地場所を向いた左側、時計回りでは右側です。

円盤またはハンマーの一部が、競技者に近い側の囲いへ接触した場合は、囲いの境界より前方にある着地場所内へ正しく着地し、ほかの規則違反もなければ無効とはしません。『ネットに当たれば必ず無効』『中へ落ちれば必ず有効』のどちらも誤りです。

根拠:TR32.14〔注意〕・32.16

有効・無効と、投げた後の出方

投げ始めた後、サークルの縁の上面・上部内側の角や、外の地面に身体が触れると原則として無効です。内側の垂直面に触れることとは区別します。

用具が着地する前にサークルを出ると無効です。着地後、最初に縁の上面や外の地面に触れる位置が、サークル中央を通る両側の白線より完全に後方になるように出ます。

最初の落下痕が角度線に触れる、またはその外側にある試技は無効です。線に少しでも触れれば内側とは扱いません。用具が転がって止まった位置では判定しません。

例外として、最初の1周目の回転で、白線より完全に後方にある縁の上端や外側の地面へ足が偶発的に触れた場合は、その接触だけでは無効にしません。前方での接触や、2周目以後の接触をこの例外に広げないでください。

緩んだ靴ひもや衣服、落ちた帽子などの接触は、身体による違反と区別します。また着地前に用具が角度線外の物体に触れる場合も判定対象です。囲いへの接触には別の条件があります。

根拠:TR32.13–32.17

試技数と順位の決め方

通常の決勝では、9人以上なら全員が3回ずつ試技し、有効な記録を持つ上位8人が、さらに3回行います。8人以下なら原則として各選手が6回試技します。大会によって試技数・進出方式が異なる場合があります。

順位は有効な試技の最高記録で比較します。同じなら2番目、それも同じなら3番目と比べ、すべて同じなら同順位です。投げた距離の合計や平均では決めません。

予選が別に行われる大会では、予選通過条件を確認してください。予選は各選手3回までで、通過標準記録を達成した後は試技を続けません。予選の記録は決勝に持ち越しません。投てきの記録には、短距離走のような追風2.0m/sの条件はありません。

根拠:TR25.6・25.12–25.13・25.21–25.22

公式資料・ルールブック

詳しい条文や、書籍の購入先はこちらから確認できます。

出典と適用範囲

日本陸連2026年競技規則と正誤表を参照し、独自の表現で整理しています。共通事項はTR25・TR32、種目固有の規則はTR34–35を確認してください。年齢別用具、大会の進行方式、会場の配置は大会資料で補います。

ケーススタディと実務の手順は説明のための運用例です。審判の配置・合図・中断時の連絡方法は競技会で統一し、施設や機器の取扱説明を優先してください。