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7種目の記録を、得点にして合計する
女子七種競技は7種目を2日間で行います。走るタイム、跳ぶ高さ・距離、投げる距離を、それぞれ専用の採点表で得点に換算します。
優勝するのは合計得点が最も高い選手です。最後のレースで先着した選手が、そのまま総合優勝とは限りません。得意種目でどれだけ伸ばし、苦手種目でどれだけ点を残すかにも注目です。
| 日程 | 実施する順序 |
|---|---|
| 1日目 | 100mハードル → 走高跳 → 砲丸投 → 200m |
| 2日目 | 走幅跳 → やり投 → 800m |
根拠:TR39
次の得意種目まで含めて、展開を見る
途中の総合順位に加えて、これからどの種目が残っているかを見ると展開が分かりやすくなります。走種目が得意な選手と、跳躍・投てきが得意な選手では、点を伸ばすタイミングが違います。
最終種目は800mです。それまでの得点上位者が最終組に入るよう編成しますが、合計点は各選手の記録を採点して確定します。
根拠:TR39.7・39.11
単独種目とは違う、3つの大切なルール
走幅跳と投てきは、各種目3回だけの試技です。上位者だけ追加の3回を行う方式ではありません。
不正スタートは、そのレース全体で1回目だけが許容されます。「一人につき1回まで」ではなく、2回目以降の責任がある選手はそのレースで失格になります。
走高跳・棒高跳は一人だけになっても混成競技の進行を続けます。単独種目の勝者と同じように、自由に次の高さや上げ幅を選ぶ扱いにはしません。
0点と、途中棄権を分けて考える
試技をしたものの有効記録を残せなかった場合と、その種目を一度も始めなかった場合は異なります。ある種目で0点や失格になったことだけで、必ずその後の全種目に出られなくなるわけではありません。
一つの種目でスタートしなかった、または一度も試技をしなかった場合は、その後の種目に参加できず、総合順位にも入りません。「全部パスして体力を温存する」という扱いはできません。
走高跳・棒高跳では高さをパスできますが、失敗数は高さをまたいで数えます。3回連続失敗で、その種目の試技は終了です。混成全体から棄権する場合は、混成競技審判長へ直ちに申し出ます。
根拠:TR39.10 / TR26.2・2026正誤表 / 正誤表
順位は合計得点。同点は同順位
各種目の順位を足す競技ではありません。記録に対応する得点を足します。同じ1cm・0.1秒の改善でも、種目や記録の水準によって増える得点は異なります。
各種目が終わると、その種目の得点と累計得点を発表します。全種目終了時に合計得点が同じなら、どの順位でも同成績とします。勝った種目数で優劣をつける古い方法は用いません。
風の記録と、大会の順位は分ける
風を記録する種目は100mハードル・200m・走幅跳です。風が強くても、競技会の順位を決める合計点と、世界記録・日本記録として認められるかは別に判断します。
混成競技の世界記録・日本記録の風の条件は、対象種目の風速を符号付きで平均し、+2.0m/sを超えないことです。「全種目がそれぞれ+2.0以下」とは違います。向かい風を絶対値に変えて計算しません。
各種目の単独記録や大会への参加標準記録には、別の適用条件があります。混成の合計記録が認められることを理由に、すべての単独記録も認められると判断しないでください。
根拠:CR31.18・34.5
公式資料・ルールブック
詳しい条文や、書籍の購入先はこちらから確認できます。
出典と適用範囲
日本陸連2026年競技規則・5月17日正誤表と、駅伝競走規準を確認し、独自の表現で整理しています。各節のリンクから公式資料へ進めます。
審判ハンドブック2025–2026は実務の参考とし、現行規則と異なる部分は現行規則・訂正情報を優先します。大会独自の区分、招集時刻、関門、中継方法、機器の操作手順は、その大会の要項・競技注意事項を確認してください。
十種は屋外の男子十種、七種は屋外の女子七種、八種は日本の高校男子を対象としています。中学校の四種やショートトラック混成は、種目構成が異なります。
