
カテゴリーから、読みたい内容を開く
高校男子の8種目を、2日間で競う
日本の高校男子八種競技は、走る・跳ぶ・投げる8種目を連続する2日間で行う混成競技です。各種目の記録を専用の採点表で点数に換算し、合計得点を競います。
最終種目の1500mで先着した選手が、必ず総合優勝するわけではありません。全8種目の合計点で決まります。
| 日程 | 種目の順序 |
|---|---|
| 1日目 | 100m → 走幅跳 → 砲丸投 → 400m |
| 2日目 | 110mハードル → やり投 → 走高跳 → 1500m |
得意種目の順番にも注目
初日は短い走種目と走幅跳・砲丸、2日目はハードル・やり・走高跳を経て1500mへ進みます。得意種目がどこにあるかによって、累計順位の動き方が変わります。
根拠:TR39:高校混成
単独種目とは違う、3つの大切なルール
走幅跳と投てきは、各種目3回だけの試技です。上位者だけ追加の3回を行う方式ではありません。
不正スタートは、そのレース全体で1回目だけが許容されます。「一人につき1回まで」ではなく、2回目以降の責任がある選手はそのレースで失格になります。
走高跳は一人だけになっても混成競技の進行を続けます。単独種目の勝者と同じように、自由に次の高さや上げ幅を選ぶ扱いにはしません。
0点と、途中棄権を分けて考える
試技をしたものの有効記録を残せなかった場合と、その種目を一度も始めなかった場合は異なります。ある種目で0点や失格になったことだけで、必ずその後の全種目に出られなくなるわけではありません。
一つの種目でスタートしなかった、または一度も試技をしなかった場合は、その後の種目に参加できず、総合順位にも入りません。「全部パスして体力を温存する」という扱いはできません。
走高跳では高さをパスできますが、失敗数は高さをまたいで数えます。3回連続失敗で、その種目の試技は終了です。混成全体から棄権する場合は、混成競技審判長へ直ちに申し出ます。
根拠:TR39.10 / TR26.2・2026正誤表 / 正誤表
順位は合計得点。同点は同順位
各種目の順位を足す競技ではありません。記録に対応する得点を足します。同じ1cm・0.1秒の改善でも、種目や記録の水準によって増える得点は異なります。
各種目が終わると、その種目の得点と累計得点を発表します。全種目終了時に合計得点が同じなら、どの順位でも同成績とします。勝った種目数で優劣をつける古い方法は用いません。
個人の混成得点と、学校対抗得点を分ける
八種の得点は、タイム・距離・高さを採点して合計した値です。各種目の着順に8点・7点などを与えて足す方式ではありません。
学校対抗得点は、八種全体の最終順位などに対して別途与えられる大会の得点です。同じ「点」でも別の表で管理します。記録・風速・計時方式・種目得点・累計得点を照合してください。
公式資料・ルールブック
詳しい条文や、書籍の購入先はこちらから確認できます。
出典と適用範囲
日本陸連2026年競技規則・5月17日正誤表と、駅伝競走規準を確認し、独自の表現で整理しています。各節のリンクから公式資料へ進めます。
審判ハンドブック2025–2026は実務の参考とし、現行規則と異なる部分は現行規則・訂正情報を優先します。大会独自の区分、招集時刻、関門、中継方法、機器の操作手順は、その大会の要項・競技注意事項を確認してください。
十種は屋外の男子十種、七種は屋外の女子七種、八種は日本の高校男子を対象としています。中学校の四種やショートトラック混成は、種目構成が異なります。
