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陸上競技走幅跳支える人ケーススタディ

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走幅跳支える人|審判レベルのルール詳細 2026年一次情報確認

07 ケーススタディ

架空の場面で、最初の対応・判断者・記録を確認する。規則と大会条件に照らして判断します。

内容見直し 2026-09-10大会要項は別途確認ルール要約2ページ
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現場の運用例

第2回の途中で、他種目の招集が重なった

状況:競技者が『第2回を先に跳んでから別種目へ行きたい』と申し出た。

  1. 本人から、重複種目・必要な時刻・変更したい試技回を確認する。
  2. 事前の権限委譲の有無を確認し、審判長または権限を持つ担当が、同じ試技ラウンド内の変更を扱う。
  3. 決まった順番を本人・呼出・記録・関係競技者へ共有する。離席は許可・付添いの条件を確認し、帰着も報告してもらう。
判断の要点

順番変更は審判長、または事前に権限を委譲された担当が扱います。本人の申し出が出発点であり、審判側の呼出し・順番通知も必要です。

残す記録:競技者、試技回、許可された順番・範囲、離席・帰着、判断者。

避けたい対応:本人が自由に順番を選べる、または審判は順番を伝えない、と説明しない。

確認資料:TR4.3・TR8:重複出場・抗議審判ハンドブック:フィールド(353・369–373頁等)

現場の運用例

第2回が終わってから、未実施の第2回を求められた

状況:別種目から戻った競技者が、第3回の進行中に『残していた第2回を跳びたい』と申し出た。

  1. どの試技回に、どの範囲の順番変更が許可されていたか、原記録を確認する。
  2. 許可された試技回で時間が経過したのか、許可のない後の試技回で不在だったのかを、担当者が原記録で確認する。
  3. 既に確定した許可条件を適用し、当該試技のパス/無効と以後の試技順を記録・呼出へ共有する。不明点・異議がある場合は審判長へ報告する。
判断の要点

未実施の試技を次の試技ラウンドへ繰り越せません。許可された試技回の不在と、それ以外の不在では取扱いが異なります。

残す記録:元の試技順、許可の対象回、呼出しと時間経過、帰着時点、適用した許可条件と担当者。

避けたい対応:不在をすべて自動的にパスとする、後から第2回を追加する。

確認資料:TR4.3・TR8:重複出場・抗議TR25・TR29:試技時間・計測・競技進行2026年5月17日正誤表:TR4.3

現場の運用例

『後半3回は順番変更できない』と言われた

状況:通常6回制の決勝で、第4回の順番変更を希望している。

  1. 予選・決勝・混成の別と、当該競技会の試技数を確認する。
  2. 通常6回制の決勝なら、最終試技は第6回と確認する。第4・第5回の申出は、同じ試技ラウンド内で審判長の許可対象となる。
  3. 第6回の申出なら順番変更は認められないことを説明し、不在・パス・試技時間の扱いを確認する。
判断の要点

『最終試技』は、後半3回全体を指しません。3回制の決勝なら第3回です。予選・混成競技では、正誤表を含む例外規定を確認します。

残す記録:競技方式、全試技数、対象回、許可の有無。

避けたい対応:決勝という語だけで第4~第6回を一括して禁止する。

確認資料:TR4.3・TR8:重複出場・抗議2026年5月17日正誤表:TR4.3

現場の運用例

予選の第3回で、重複出場の順番変更を求められた

状況:予選の最後の試技だから変更不可、と担当者が考えた。

  1. 現在の競技が予選であることと、重複出場の事実を確認する。
  2. 2026年5月17日正誤表を参照し、予選も『どの試技ラウンドでも』許可の対象となる例外に含まれることを確認する。
  3. 審判長または事前委譲された担当が、許可範囲内で同じ試技ラウンドの順番を調整・共有する。
判断の要点

決勝の最終試技の制限を、そのまま予選へ適用しません。例外でも無条件に順番を変更できるわけではありません。

残す記録:予選の別、重複種目、適用資料、審判長の判断。

避けたい対応:正誤表を見ず、冊子本文だけで変更を拒否する。

確認資料:TR4.3・TR8:重複出場・抗議2026年5月17日正誤表:TR4.3

現場の運用例

赤旗の直後、本人が無効判定に抗議した

状況:砂場整備に入る直前、競技者がその場で口頭抗議をした。

  1. 整備を止め、試技者・試技回・判定理由を確認して痕跡と映像を保存する。
  2. 主任・審判長へ即時に報告し、権利保全のための計測の指示を受ける。
  3. 計測値は保留と分かるように記録し、決定後に原記録・表示・進出条件へ反映する。
判断の要点

国内では主催者がTR8.5を適用しているかを確認します。権利保全の計測を命じるかは審判長が判断します。計測したことは、有効と認めたことを意味しません。

残す記録:抗議時点、判定理由、保存した証拠、保留値、最終判断と判断者。

避けたい対応:先に砂をならす。保留値を通常の有効記録として表示する。

確認資料:TR4.3・TR8:重複出場・抗議TR25・TR29:試技時間・計測・競技進行

現場の運用例

試技の合図と、トラックのスタートが重なりそう

状況:次の競技者の準備が整ったところで、近くのトラックがスタート動作に入った。

  1. 踏切を担当する主審は周囲の状況を見て、試技開始を許可する旗のタイミングを考える。
  2. 時計を始める前なら、競技者へ待機を伝え、試技を始められる状況で準備完了を示す。
  3. 既に時計が動いていて妨害・中断が生じた場合は、残時間と事情を記録し、審判長へ報告する。
判断の要点

通常のタイミング調整を、スターターから許可をもらう運用と混同しません。開始後の時間の修正・再試技は審判長の判断を受けます。

残す記録:合図・時計開始の前後、妨害の内容、残時間、受けた指示。

避けたい対応:スタートと重なったら一律に時計をゼロへ戻す。

確認資料:TR25・TR29:試技時間・計測・競技進行審判ハンドブック:フィールド(353・369–373頁等)

現場の運用例

有効試技の直後、光波計測の通信が途切れた

状況:計測値が記録端末へ届かず、砂場には痕跡が残っている。

  1. 痕跡・計測位置を保存し、整備と次の試技を進めず主任へ知らせる。
  2. 機器表示・転送のどこに不具合があるかを確認し、決めていた適合する巻尺等での代替計測を行う。
  3. 正確な距離を確保できない場合は、確認済み事項を審判長へ報告し、試技の取扱いの判断を受ける。
判断の要点

機器の不具合を競技者の無効試技にしません。再試技の可否は審判長の判断です。

残す記録:痕跡の保持、機器の状態、代替計測値、確認者、競技再開の指示。

避けたい対応:推定値を入力する。記録確保前に砂場を整備する。

確認資料:TR25・TR29:試技時間・計測・競技進行CR28:科学計測審判ハンドブック:フィールド(353・369–373頁等)

現場の運用例

有効な跳躍で、風力が+2.1m/sだった

状況:単独種目の走幅跳。ほかに無効となる事実はない。

  1. 試技者・試技回と風力値の対応を確認し、距離とともにそのまま記録する。
  2. 追風限度超過だけを理由に赤旗や無効へ変更しない。
  3. 大会内の順位と、公認記録としての風力条件を分けて記録担当へ引き継ぐ。
判断の要点

追風限度+2.0m/sを超えても、競技会内の順位には用います。単独種目の公認記録の風力条件は満たしません。

残す記録:距離、風力、競技者、試技回。欠測なら欠測と明記。

避けたい対応:+2.1を+2.0へ丸める。風力欠測を0.0として埋める。

確認資料:TR25・TR29:試技時間・計測・競技進行公認記録規程 第3条

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公式資料・ルールブック

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出典と適用範囲

日本陸連2026年競技規則・正誤表を基準に独自表現で整理。基礎資料は2026年9月9日確認。審判権限・競技進行・記録表記は9月10日に再確認。大会固有の練習時間・配置・機器仕様は、当該大会の競技注意事項と照合してください。

規則・解説・現場用の分担例は区別して使用してください。本ページは大会審判長の判断や公式規則に代わるものではありません。