試技数と後半への進出
一般の走幅跳で競技者が8人を超える場合は各3回の試技を行い、有効記録を残した上位8人がさらに3回の試技を行います。8人以下の場合は原則として各6回です。大会方式・予選・混成競技などの条件を確認して適用します。
8位が同記録なら、2番目以下の記録も比べます。それでも同成績の場合は、8人を超えて後半に進む場合があります。表示板の8枠に合わせて人数を切り捨てません。
後半の試技順は原則として前半の成績の低い順です。抽選順をそのまま使うとは限りません。主任と記録担当が前半記録を照合してから、競技者・呼出・表示へ同じ順番を伝えます。
確認資料:TR25.5–25.6・TR25.22
順位は最も良い記録から順に比べる
順位は最も良い有効記録で決めます。同記録なら2番目に良い記録、それも同じなら3番目以降を順に比較します。最初にその記録を跳んだ人を上位にするのではありません。なお同成績なら、走幅跳では1位を含め同順位です。
例えばAが6.20m・6.10m、Bが6.20m・6.05mなら、最も良い記録は同じでもAが上位です。これは説明用の架空例で、大会記録ではありません。
予選で出した記録は決勝へ持ち越しません。予選の通過判定と、決勝での最終順位を別の記録表・段階として管理します。
一つの試技に必要な情報を残す
最低限、競技者番号・氏名・試技回・距離または無効/パス・風力を対応させます。原記録の訂正は、元の値と変更の理由・確認者が追える方法で行います。表示板だけを直して原記録が古いままにならないようにします。
追風が+2.0m/sを超えても、それだけで試技が無効になるわけではありません。競技会内の順位に用いる記録と、記録公認上の風力条件を分けます。混成競技などの別条件を、単独種目の説明へ混ぜないようにします。
風力の欠測を0.0へ置き換えず、欠測として報告します。表示値だけで公認・記録認定が完了したと扱わず、大会の記録確認・承認手順へ渡します。
確認資料:TR29.10–29.12 / 公認記録規程 第3条 / 2026年規則正誤表(5月17日) / 審判ハンドブック2025–2026:フィールド
終了後に照合して引き継ぐ
記録担当と主任が、全試技・順位・進出者・風力値・未処理の抗議を確認します。科学計測の終了後確認と署名書類もそろえます。暫定結果と確定結果が混ざらないよう、大会所定の提出先へ送ります。
カメラ映像や手書き記録は、大会の保存指示に従って扱います。抗議や照会に必要な試技を、終了と同時に上書き・廃棄しません。器具の不足・破損、改善が必要な配置を引き継いで撤収します。
確認資料:CR28 / 審判ハンドブック2025–2026:フィールド
